2009年02月21日

1巻だけ。

ガトールです。

先週「図書館戦争」というアニメを見まして
それがとても面白かったのです。

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どんなお話かと言うと
「公序良俗を乱す本や映画等の
　表現を取り締まる検閲が法律によって認められ
　その取締りに武力行使が許される様になってしまった近未来。
　その検閲から本等の表現の自由を守る為
　主人公達「図書隊」が奮闘する」
というもの。

現実的に武力行使というのは極端ですが
表現の規制と言う面で言えば現実にある問題で
ゲーム業界も他人事ではありません。
そういった意味でも興味深く
舞台背景等の背骨がしっかりしていたので
僕の苦手なラブコメ成分が強い旨を
トーゴーさんから警告されていたのですが
それも含めて、とても面白く見ることが出来ました。

さて。
今回このアニメを観たキッカケがちょっと変わってまして
それはレンタルで「まずは1巻だけを沢山借りて観る」というのを
やってみたのです。

続く。

昨今、アニメに限らず
とにかく映像作品の数が多いです。
その上、近頃のの映像作品は
「24」や「プリズンブレイク」の影響か
1話完結よりも続きものが増えました。
その結果、面白いものも増えたのですが
以前よりも気軽に楽しむ事が難しくなってしまいました。

そこで思い付いたのが
「まず1巻だけ観る」という方法です。

続きものを「面白くないから観るのを止める」というのは
当たり前っちゃ当たり前なのですが、とは言え
貧乏根性と言うか、せっかくだからというか
一度観始めたものは結末まで観たい
と思ってしまうのも人情です。

しかしあらかじめ1巻だけにする、と決めておくと
体験版的な気持ちになっているからでしょうか
これが不思議と割り切れるのです。

これには幾つか良い点があり
一つは「全体的にクオリティが高い」という点。
特にアニメの第1話は、続けて観て欲しいという考えもあってか
基本的にどれも作画のクオリティが高く
（実写でもCGパートが多かったりしますね）
非常に目の保養になります。

もう一つは「沢山観る事が出来る」という点。
お店にあるDVDを全部観る、というのは難しい事ですが
1話だけであれば比較的現実的です。
沢山の作品に触れられるというのは
それだけ面白い作品に出会える可能性も高まるし
広い見聞が得られる（と言うと大袈裟ですが）
という意味でも有益です。

映像会社さんも、旧作でも良いので
1話だけを集めたDVDとかをレンタルしたり
テレビのチャンネルで
延々アニメやドラマの1話を放送するのは
結構商売的にプラスなのではないでしょうか?
というか、もうどこかやってるのかな?

…という話をスタッフにしたところ
1巻だけ